大阪螺子製作所 広島事業所

NEW FACTORY広島事業所が誕生

国内2つ目の生産拠点「広島事業所」

国内2つ目の生産拠点「広島事業所」
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    FACTORY

    広島で“地産地消のモノづくり”を開始

    2021年8月16日、国内2つ目の生産拠点となる「広島事業所」が東広島市高屋台に完成しました。(竣工式は2021年7月に挙行)
    これまでは、大口取引先への物流拠点として、広島市内に「広島営業所」を置いていましたが、自動車用部品を地産地消で製造できる工場を新設し、会社全体の生産性と物流面での利便性向上を図ります。
    広島空港からほど近い東広島市の工業地帯に設けた広島事業所の敷地面積は18,180㎡。製造・出荷・荷役の3エリアからなる工場の規模は4,360㎡。天井にW折板を使用しており、夏は涼しく、冬は暖かく、働きやすい職場環境となっています。
    現在は、2021年秋からの生産開始に向けて、製造エリアに必要な設備・機械の設置作業が進んでいます。

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    輸送コスト削減で、環境面にも大きなメリット

    広島事業所の立ち上げは、創業100周年に向けた取り組みのひとつとして、3、4年前から構想してきました。
    月間1億本の生産能力を有す大阪府枚方市の本社工場だけでなく、大口取引先との距離が近い広島に主要部品を生産する拠点ができたことにより、輸送コストの大幅な削減を見込んでいます。
    この省エネへのアプローチは、環境面での大きなメリットとなり、2015年に国連サミットで採択された「SDGs(持続可能な社会の実現)」への貢献にもつながります。

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    FACTORY

    出社したくなる職場、働きやすい職場づくり

    新しい広島事業所には、工場の他に事務所と会議室兼食堂を完備しています。最新式の仕様と機器を備えたオフィス空間は、工場とは思えないほどのデザインに仕上げており、従業員がリフレッシュできる快適さが特長です。
    自動車社会に必要なボルトやパーツは、ひとの命を守る大切な部品です。しっかりと製品の品質をつくり込むために、従業員のモチベーションは重要な要素です。
    広島事業所では、出社したくなる職場づくり、働きやすい職場づくりに積極的な姿勢で取り組み、安心・安全な製品づくりにつながる環境整備を進めます。
    工場の本格的な稼働や生産量の増加、事業領域の拡大などに応じて、現地でのスタッフ採用も進めていく予定です。広島の雇用創出にも貢献していきます。

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    FACTORY

    「生産性向上ラボ」として、新たな挑戦を

    従業員8名体制でスタートする広島事業所では、大阪の本社工場で行っているモノづくりの流れのいくつかを、実験的に変更する計画を立てています。
    「当たり前」になっているやり方に固執することなく、より効率性や生産性を高める方法がないかを探りながら、成功事例を本社工場に還元することを目標とします。
    広島事業所の果たす役割や未来展望について、初代所長は「機能化と生産性向上をコンセプトにレイアウトした出荷エリアでの出荷業務を皮切りに、生産業務・生産管理業務を本社から段階的に移し、広島で全工程を可能としていきます。それにより、在庫のスリム化や顧客のニーズに迅速に対応できる体制が整いますし、製造工場の更なる拡張という目標を見据えることができます。比較的若くして所長の職を任せてもらえたプレッシャーはありますが、常に考えながら挑戦し続けたいと思います。顧客へ安心・安全な製品を届けるために、技能向上はもちろん、作り手の従業員と親身に向き合い、団結力をもって、大阪螺子ブランド〈技術・品質・人財〉の構築を進めていきます」と決意を語っています。

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  5. 5NEW
    FACTORY

    大阪・本社工場は「イノベーション拠点」へ進化

    広島事業所の新規立ち上げにより、ボルト・パーツなどの自動車部品の生産を分散できる体制が整います。
    それに伴い、金型の内製化を実現している大阪府枚方市の本社工場は、技術の進歩に応じた研究開発を行う「イノベーション拠点」として進化していきます。
    自動車業界は今、Connected(コネクティッド)・Autonomous/Automated(自動化)・Shared(シェアリング)・Electric(電動化)の頭文字を合わせた「CASE」と呼ばれる技術革新が急速に進んでいます。
    自動車の電動化に伴い、新製品に必要なパーツの製造にもチャレンジしています。製品の品質を“生命線”とする企業の姿勢は変えることなく、変わりゆく時代の要請に対応する活動に取り組んでいきます。